■
K叔母さんから荷物が届いた。
ステキなシルクの下着。
『かわいいしおこちゃんへ』ではじまるお手紙。
愛されていることを実感。
早速お礼の電話をかけた。
そんなに遅い時間じゃないのに
寝ているところを起こしちゃったみたい。
叔父は末期の胃がん。看病で疲れているのだ。
お礼を言うと、
『こちらがお礼のつもりで贈ったの』って。
病気がわかってからずいぶん考えてきた
生について、死についてちょっと話す。
『やっぱりあなたの感性はいいわね。
そういうことを考えたあとの人生はちょっとちがうわよ。
あなたはがんばらなくたって大丈夫よ』
うん。ありがとう。私らしくいきます。
なりたい自分になってきてるなって思う瞬間が多くなってきたの。
友人たちにも生き生きしてるって褒められるくらい。
シアワセの感受性がますます高まったのよね。